施餓鬼会に衣を着せられて、拝むようになって五十年ほど経ちます。高校生からはお盆経にお参りをさせて頂くようになりました。お寺に住むのであれば、夏の供養をして、お寺へ恩を返さなければならないと父に言われ、右も左もわからない私を、温かく迎えていただいたお檀家のみなさま。世代が代わり、今はまだ学生の子弟も同じようにお世話になり、夏を迎えていました。
毎年変わらない夏でしたが、本年は感染症対策で諸行事を大きく変更せざるを得ず、大変心苦しいお盆を迎えました。
本堂での行事も、時間帯によっては密集することもあり、ご心配をおかけしたと思います。たいへん申し訳ありませんでした。おかげさまで皆さまのご協力を頂き無事に終わることができました。誠に有難うございました。
お盆の供養でお寄せいただきましたお布施は、将来の瓦替等お堂修理基礎金として、記帳の上全額を入金いたしました。 今の時代の供養の力を皆さまの子孫にお届けするように、今後も寺院運営につとめます。 誠に有難うございました。
今後も大きな行事ができない分、お命日やお祈願、将来の葬儀や供養、墓所のあり方など、家庭ですべきことを考える機会かと思います。お気軽にご相談ください。