大般若会

大般若会 7月23日(金)10:00 14:00

       24日(土)10:00 14:00

 心をそろえて目的に向かっていくことの難しさを感じる夏となりました。玄関で履物がそろっているのは気持ち良いものです。脚下照顧(自分の足元を顧みる)とは、自分の心や生き方をふり返りなさいという戒めの言葉です。願いをかなえるには、何より自分の置かれている立ち位置を見極めることであると教えられます。

 大般若法要では、2日間1日2回護摩修行を行います。暑さで散漫になりがちな心をしっかりそろえて、夏を過ごせますように、そして疫病消除の願いを込めてお祈りをします。

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  大般若経六百巻は、仏教の肝要が説かれており、般若心経の源となるお経です。中国の僧、玄奘三蔵が苦心してインドから中国に持ち帰り訳しました。このお話は「西遊記」として親しく伝えられています。その尊さが転じ、このお経に接すれば、災いから逃れ福を得るといわれます。f:id:tozenji:20190723173310j:plain

 東漸寺に伝わる般若十六善神の御軸と大般若経六百巻は、1745年に平戸藩主のもと、地域の皆様の篤信により御寄進されたものです。

f:id:tozenji:20200724111031j:plain 大般若経の入った箱の下をくぐり無病息災を願います。護摩の炎に願い事を書いた添護摩木を入れて、お祈りください。この困難な時代に、すべての人が幸せであることを、ひたすら願います。f:id:tozenji:20190724082550j:plain  お参りの皆さまには、願い事を書いた添護摩木を護摩の炎に入れてお祈りいただき、大般若御札をお授けします。お札は玄関内側の高い位置に貼って一年のお守りとしてください。

 

薬師経 写経のつどい

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先月から、クスノキの下で写経会を開いています。

初会の5月2日は、10人ほどお集まりいただき、一緒にお経を読みながら心静かに机に向かいました。

これから毎月、ささやかながら写経のつどいを続けてまいりますので、どうぞお立ち寄りください。

 

 毎月第一日曜日 午後3時から5時まで

 次回以降 6月6日・7月4日・8月1日

      9月5日・10月3日・11月7日

      12月5日〜

      (写経所要時間は一時間ほどです)

 講堂さまや にて

 参加納経料 千円

 

ご本尊の薬師如来さまのお経は薬師本願功徳経といい、苦しみを除く道を伝えたお経です。三蔵法師が訳された薬師経の字数を数えると、約五千文字。これを二〇〇文字ちょっとで区切ってゆくと、二十四回写経を行うことで自分で書き上げた薬師経一巻が出来上がります。

 

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これから毎月、お寺から一会分の写経用紙と、お経の解説を発行します。

みなさんは、毎月ではなくても、自分のペースで参加して順々にお書きになって、完成を目指してまいりましょう。

 

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写経用紙の終わりには、毎度願意を書きます。一会分が書き終わりましたら、その都度本堂にて写経を香に薫じ奉納します。

 

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誰がどこまでお書きになったかわかるように、ファイルに入れて本尊さまの下でずっと保存してゆきますので、期間があいても心配いりません。次の会からまた始まることができます。写経会参加カードには1回ごとに寿命長遠の印を押します。

 

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最後の二十四回目の会では、薬師如来のお姿を写仏して、願意の部分に糊付けし、製本の作業を行ってもらいます。

二年前のご自分の願意を思い返しながら、月日の流れに想いを馳せるのも一興。

 

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出来上がった経本は、お寺に永代保存します。持ち帰って手元に置くのも良いでしょう。

  

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完成するまでには、早くとも二十四ヶ月。二年かかります。さて、その頃にコロナ禍が治まっているのかはわかりませんが、それくらい長い気持ちで心を鎮めていくことが必要です。これからの未来、人とのお付き合いが大きく変わっていく不安があります。写経でお会いすることを縁としてお話を深め、安心につながるような日曜日の午後になればと願い、コーヒーなどを準備してお待ちしています。

 

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また、お寺に来れない方でもお家に持ち帰ってゆっくりと写経をお楽しみいただけるよう、本堂に写経セットをおいております。また、本堂や講堂さまやはいつでも開放しておりますので、写経会の時間でなくとも、お寺にいらした時に筆をとっていただくこともできます。

 

皆さまがお好きな時に、お好きなように、薬師経を通してご自分と向き合えますよう。

お気軽にご参加ください。

 

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薬師経写経用紙は、日本書技研究所 中本白洲先生のご協力をいただきながら、全文を製作中です。先生のおかげで、とても格調高い写経ができますこと、有り難く感謝申し上げます。

白洲ブログ | 株式会社日本書技研究所

花まつり誕生会法要

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4月11日(日) 午前十時/午前十一時/正午

三回に分けて法要を行います。

 

花まつりは、お釈迦さまのお誕生を祝う行事です。生花で飾りつけた花御堂のお釈迦さまへ、甘茶をかけておがみます。咲きほこる花のように、健康に生きていけますよう願います。また、法要では2つのお子さまの御祈願を行います。

 

*赤ちゃんのお加持会*

お生まれになった赤ちゃんの身体健全と子育成就をお祈りする、赤ちゃんのお加持会を行います。お子さまのお数珠をお授けします。

 

*ランドセルお加持会*

小学校にご入学のお子さまは、ぜひランドセルをご持参ください。本尊さまの前でランドセルをお清めし、学業成就・通学安全をお祈りします。ランドセル御守をお授けします。

 

 仏さまのお顔をながめていると、笑っていらっしゃるように見えてきます。しかし、人を咎めたり、心配がある時は、なかなか笑っていただけません。とても不思議なことです。

 仏さま自体がやさしいというよりも、拝んでいる私自身の心が鏡のように映っているものなのでしょう。

 やさしさを感じる時は、自分の心のやさしさが表に出ている状態です。でも、それはふとした言葉一つでも隠れてしまいます。お釈迦さまは生きることは苦しいと悩まれました。思い通りにならない命、それでも同じ時代に共に生きる命の素晴らしさを伝えておられます。

 いつでもお寺の仏さまを拝んでいただき、やさしさをひろめてください。 

春のお彼岸会

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聖徳太子立像


3月17日(水)から21日(日) 五日間、午前10時から30分まで

 

 「和をもって尊しとなす」と始まるのが十七条の憲法です。対立することよりも、調和・和らぎの心を持ち続ける努力を促しています。

 本年は聖徳太子1400年御遠忌です。法隆寺など寺院建築の礎をつくった方として、大工さんをはじめ職人の方々から信仰されてきました。

 お彼岸に合わせ、寺に残る三体の太子像を公開します。日本仏教の祖を偲び、ともに和やかな生き方を考えてまいりましょう。

 昨年のように、開放した本堂にて毎日お勤めを行いますので、ご体調が良いときに、それぞれのお時間に合わせてお参りください。

 私たちの心が和平でありますように、ご先祖のお魂が安らかでありますように、水子精霊の菩提のために、ご本尊薬師如来さまの前で手を合わせます。

 水子供養は卒塔婆を書きますので、お時間前までにお申し出ください(事前のお電話でも可)。ご法礼受付は対面で行いません。お焼香台に各自お包みいただければ幸いです。

愛宕まつり

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2月24日は愛宕さまの御縁日です。

23日10時から東漸寺にて護摩祈願を行い、午後に愛宕勝軍地蔵さまを山頂へ運び上げます。夜7時から山頂御宝前にてご開帳をし、地域の安全と豊かであることをお祈りし、お堂でお籠りをします。

 

例年沢山の方に山頂までお参り頂いておりますが、また皆さまに感染症予防対策をお願いしなければならず、心苦しく思っております。

 

狭い山道を譲りながら、お互いに挨拶をしたり、励ましたりと声を掛け合うことが愛宕山の良いところですが、今の時代を考えると少しばかり人との距離を保つ必要があるようです。

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その一方、激しい運動時のマスク着用は危険とも言われております。先日、テレビ佐世保の方々と一緒に愛宕山へ向かい、マスクをつけて登頂しました。急勾配で息が上がった中、マスクを外して深呼吸したいところですが、中々それもできません。大自然の中で感染症対策をとることは似つかわしくないのかもしれないと感じたのが、率直なところです。

 

お登りの際には、感染症予防に心がけ周囲にご配慮いただくことをお願いいたしますが、どうかご自分の身体の負担にならないようにご留意下さい。

 

例年では3日間のところ、今年は24日早朝より夕方まで、山頂で勝軍地蔵菩薩をお祀りします。山頂でお祈りした御札や御守りは、25日以降にも中里の東漸寺にてお授けしますので、例年の3日間にこだわらず、ゆっくりとお参りください。

 

皆さまで気持ちよく愛宕さまをお祀りできることを祈念しております。

東漸寺 節分会のご案内

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護摩修行(お詣りのみなさまは、添護摩札に願い事をお書きになり、直接護摩の炎にいれていただきます)


お寺では、春を迎える節分に一年の安寧をお祈りしております。

今年は、早朝に住職だけでお勤めをして、御札を御祈願します。
また、皆さまに随時お参りいただけるよう、10時から15時まで、夜7時から7時半までお勤めしております。ご都合や体調に応じておいでください。

外出への不安が募る日々が続いております。
御札の受け取りや古い御札のお返しは当日ではなくても結構です。後日にゆっくりとお参りいただくのも良いかと思います。

お参りいただいた方には、お供えの福豆をお分けいたしますのでどうぞお受けください。

 

日時

2月2日(火曜日)

午前10時から午後3時までお護摩を行います。自由にお参りください。

(また、夜7時から30分間だけお護摩のみを行います。お仕事、学校帰りのみなさまどうぞお詣りください)

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趣旨

 天地万物のもとで私たちは暮らしています。節分は立春をむかえる節目にあたり、めぐりきたる星のもとで生かされている自分自身を見つめ、一年のしあわせを祈り、善い日々とする誓いをたてる一日です。

 東漸寺は開創1035年を迎え、ご本尊薬師如来さま、愛宕勝軍地蔵菩薩さま、不動明王さま、毘沙門天さまのご宝前において、節分会護摩供を厳修し、一年間のもろもろの願いを祈願いたします。

 本年はコロナウイルス感染症の状況を見ながらの行事となります。予定を大きく変えなければならないこともあるかもしれませんが、古来からの行事のひとときを、皆さんで一緒につくり、 楽しみましょう。

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行事の進行

 本年は124年ぶりに2月2日が節分となります。 早朝、住職がお申し込み頂いた御札にお魂入れを行い、祈願をいたします。受付は10時から15時までです。ご体調がすぐれない場合は、後日お越しください。コロナ感染症対策として、次のようにお詣りくださいますようお願いします。

①入口で古い御札を納めます(お焚上げは15時から行います)

②受付で御札の祈願料、御法礼を納めます。

③本堂でお線香をあげ拝みます。

④添え護摩札に願意を書き、護摩壇で添え護摩をします。

⑤内陣をゆっくり巡り、仏さまを一体づつ拝みます。

⑥豆・餅の御下がりをいただきます。

⑦仕分けをしてある御札をいただきます。

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御札について

お受けになったお札は、千年の時をこえる本尊さまの御霊徳溢れる一年間のお守りです。 袋から出して、ご家庭、会社で清らかな場所を定めおまつりください。離れて暮らしている家族には送ってあげて、それぞれのお部屋でのお守りとしてください。

 

星供札(ほしくふだ)六百円

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星供札

裏面に名前と年齢を書いて、お一人ずつお授けします。一年間のお守りとして、家族全員でお受けください。

 

星まつり申込書.pdf (プリントアウト用)

 

星まつり申込フォーム

 

護摩札(ごまふだ)

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護摩札

護摩札(24cm)三千円

大護摩札(36cm)五千円

特別大護摩札(45cm)一万円

 

願意とお名前を書いてお授け致します。願意をひとつ選んで、お受けください。 特別大護摩・大護摩札と大きさが違います。お祝いごと・厄年など、大切な人の人生の節目に添える贈り物とお考えください。

 

護摩札申込書A4.pdf(プリントアウト用) 

 

護摩札申込フォーム

 

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願意

家内安全・身体健全・開運厄除・厄難消除 心願成就・当病平癒 厄除・還暦・古稀・喜寿・米寿・白寿祈願 良縁成就・安産成就・子宝成就・子育成就 学業成就・合格祈願・交通安全・海上安全 商売繁盛・事業繁栄・社運隆昌・願解御礼 など

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一生の祝い事

厄入女性(満31歳)平成2年生

厄入男性(満40歳)昭和56年生

還暦祈願(満60歳)昭和36年生

古稀祈願(数70歳)昭和27年生

喜寿祈願(数77歳)昭和20年生

米寿祈願(数88歳)昭和9年生

白寿祈願(数99歳)大正12年生

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◎星まつりのお申し込みは、申込用紙に満年齢・氏名を明記の上、ご持参か郵送してください。フォームで送信頂いても結構です。

◎本年は豆撒きをせずに小袋に入れて参拝の方全員にお配りします。小袋に仕分ける準備がありますので、「餅」「豆」の御奉納は、2月1日午前中までにお願いします。

◎還暦・入厄・各寿の歳などのお祝いをお迎えの方は記念に「餅」「豆」をご奉納ください。

◎おたきあげは、15時からです。古いお札とお守りのみ、お持ちください。(夜は行いませんので、15時までにお持ちください。)

◎皆さまの御札の祈願料・御法礼(お布施として各家千円から受付けています)によって、クスノキの保存事業、文化財修理保護事業を継続させ社会教育を行っています。今の世代の「願いの力」で、次の世代に良いものを残していきます。多くの方のご参拝、そしてご協賛をいただければ有難いです。

年始に思うこと

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 百八回の除夜の鐘を、今年は一人で30分かけて撞きました。いつもは境内が400人ほどの人で溢れ、準備から多くの方にお世話をいただいていましたが、みなさんにご家庭で年越しをお迎えいただきたくて、住職一人の静かで寒い年越しとなりました。

 私が幼い頃、50年ほど前の除夜は、小学校の吉田寛先生が焚き火の番をしてくださり、地面に「正」の字を書いて数えてくれました。子どもたち20人ほどが火を囲んでおしゃべりをしたり、地面に絵を描いたりしながら、順番に撞いていました。たまに酔ったおじさんが現れて怖い思いをしたり、夜ふかしをしてなんとなく大人になったような気分でした。

 時代と共に、多くの方が訪れるようになり、にぎやかで良いことがあれば、若い人が荒れて物が壊れたりと心配なこともありました。そういう昔のことを懐かしく思い出し、また、コロナ禍で一変した暮らしを案じながら撞き始めました。しかし、感傷もつかの間、真言(短いお経)を唱えながら鐘を撞き、数を間違わないように、寒さにかじかむ指で数珠を繰ることで精一杯です。

  数を数えるにはお数珠を使います。百八個の珠が糸で繋がれている修行の仏具です。真言をお唱えしながら、ひとつひとつ繰っていきます。闇の中でも千回、一万回と数えられるように作られています。修行に入った頃は決められた数に至るまでが、永遠に終わらないように感じます。苦しくてたまらずに、ズルをして早く終わっても、数時間後には同じ修行が再び始まるだけです。何をやっても毎日は変わらないということが明らかになると、焦る気持ちがなくなりました。すっかりと「明らめた」心になり、目の前のすべきことのみが見えてきました。

 コロナ禍は長く続きます。しばらくは、お互いの健康を祈り、自分のすべきことを行い、ゆっくり眠ることを繰り返すことに、幸せを見つけていきたいですね。そして、再び豊かに人付き合いができる世の中となるように、お祈りを続けていきます。