お盆の行事について

施餓鬼会 

 8月8日(土曜日)

  午前9時30分から10時まで

 初盆家のみなさまはお集まりください。

 

 午前11時から午後3時まで

 初盆以外の御檀家のみなさまは、随時参拝ください。

 

 本年は新型コロナウイルス感染拡大防止のために、一同に集まっての法要は行うことができません。 早朝から住職がご先祖の供養を施した後に、みなさまにお出でいただき、なるべく集まらずにお帰りいただくこととします。施餓鬼壇で水の子をお供えし、卒塔婆をお持ち帰りください。混雑緩和にご協力ください。

 

 限りない物欲(ぶつよく)を、仏教では餓鬼(がき)といいます。お釈迦さまは、欲を離れ心を洗う手だてとして、「食欲」をたとえとします。自分が頂く食物をほんの少し自然に返す作法の修行を行いました。「水の子」は、季節のお野菜を小さくきざみ、洗米と茶葉を混ぜたお供え物です。施餓鬼壇で「水の子」を供え、ご先祖さま、有縁無縁すべての精霊への供養とします。

  

施餓鬼会 卒塔婆供養について

 施餓鬼会では卒塔婆供養を厳修いたします。卒塔婆とはお釈迦さまのご遺骨の上に建てられた塔に由来するもので、供養の証として大切なものです。お盆の間、お位牌とともに精霊棚でおまつりをします。 祖父母、両親など身近なご先祖さまはお戒名で、他は各家先祖代々として、ご供養されるとよいでしょう。 お卒塔婆は、十五日に精霊流しで流します。ご遠方の方はお寺で供養し流します。

 

 

 

お盆のお参り

 

  新型コロナウイルス感染拡大の中、一軒づつお盆を巡り、みなさまの生活圏内に入ることの安全が難しいと判断をし、初盆家以外は盆経をお寺で行います。

  御檀家以外の方で、郷里へ帰れないなど、拝むことが難しい方は宗派を問わずにお参りください。

 

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 寺院はお檀家さまや縁ある方々のもので、住職は仮にそこに住みながら、ご先祖を誇り高くまつり、皆さまが楽しく集まれることを基本としてお寺づくりを行ってきました。今年は愛知県から高僧をお招きしてのお説教や、市原隆靖さん(いっちゃん)のライブ、落語会、高野山京都への団体参拝旅行なども計画しておりましたが、すべて中止いたしました。

 お葬儀も通夜を17時から身内親族のみでのお勤め、18時以降から一般の皆さまの随時参りを推奨し安全に努め、帰省できなかった方へライブ配信ということも行っています。

 お寺行事も自粛して、お祈りだけは行っていますが、参拝の皆さまがいらっしゃらなければ、意義を見出すことが難しいですし、お寺離れが加速するのかなと危惧しています。

 未だ収束する見通しはなく、お参りができにくい状況が続くことと思います。お寺は率先して環境を良くして、みなさま個々では変わらずお参りをいただきますよう、出来ることを行ってまいりますので、どうぞよろしくお願い致します。