令和5年7月23日(日)24日(月) 午前10時から
大般若経六百巻は、仏教の肝要が説かれており、般若心経の源となるお経です。
中国の僧、玄奘三蔵が苦心してインドから中国に持ち帰り訳しました。このお話は「西遊記」として親しく伝えられています。その尊さが転じ、このお経に接すれば災いから逃れ福を得るといわれます。
東漸寺に伝わる般若十六善神の御軸と大般若経六百巻は、1745年に平戸藩主のもと、地域の皆さまの篤信により奉納されたものです。
法要では、大般若転読会と護摩祈祷の功徳を味わいます。経典をめくる風にあたり、大般若経に触れることによりご利益を得ていただき、護摩修行では願い事を書いた添護摩木を護摩の炎に入れてお祈りします。
お参りの皆さまには、大般若御札をお授けします。お札は玄関内側の高い位置に貼って一年のお守りとしてください。
法要後は音楽会と講座です。
23日は市原隆靖さんをお迎えし、「いっちゃんの楽しい コンサート」を行います。
市原さんはYouTube配信番組「お寺でじぃーん」で対談をしたご縁で、今回は音楽会を行なっていただきます。
24日は当山副住職の講座「美術が伝えるお大師さまの教え」を行います。
1300年の時を超えてあり続ける、仏像、仏画などから、お大師さまが私たちに何を伝えようとしていたかを探るお話です。
両日ともに楽しいお時間となりますので、どうぞお参りください。