「さまや まつり」
平成30年11月24日(土)10時~お昼ころまで
お寺の寺周辺の住宅開発がすすみ、賑わいが増すととともに、山門脇にそびえる長崎県天然記念物「大クス」保存のための空間が必要となりました。
千年先でもクスノキが葉を茂らせることを喜びとする地域であることを願い、「クスノキ千年計画」として樹勢回復事業を行いました。
おかげさまで美しい姿となり、樹域保護エリアとして用地取得し道の整備を行い、将来、クスノキが倒れることがあってもなるべく寺の内で済むようにと、半ばやむを得ない建設ではありましたが講堂「さまや」も無事に竣工いたしました。
平成26年の佐世保市文化財「薬師如来立像」から始まり「不動明王像」修理完了、長崎県景観資産指定など有り難いご縁をいただきました
これは、この地域で昔々より生きてきた方々からの贈り物でありますし、今を生きるみなさまがたのお心がけの賜であり、深く感謝申し上げます。
落慶式を行いますので、ご自由にお参りいただき 楽しい一時をお過ごしくださればと存じます。
趣 旨
「歴史の保存」は 当地域に数千年にわたり住み続けてきた先人への感謝と、
信仰への敬意 そして 未来を作り出す子どもたちへ命の根源を伝えるために、
寺の責務として最も大切にしております。
さまや(三摩耶)とはサンスクリット語で集まりや約束という意味です。
大きなクスノキを多くの人たちの力で時代を超え守り伝えていく誓願を
象徴する言葉として使っています。
この地域の子どもたちは必ず足を運び見学をする東漸寺です。
より多くの皆さまに文化財保護の大切さを知っていただくとともに、
自然と調和をした地域であり続けることを願い、
広く皆さまにお知らせをし開催いたします.
詳 細
午前10時 本堂内にて落慶記念護摩法要を行い、薬師如来(佐世保市文化財)
不動明王(佐世保市文化財)の御前にておひとりづつ拝観をしていただきます。
午前10時50分 法要に引き続き本堂内にて記念式典(11時10分終了予定)
その後 大クス(長崎県天然記念物) 魔鏡(佐世保市文化財)
宗家松浦盛公の宝篋印塔(佐世保市文化財) などをご朱印を集めながら巡ります
同時に講堂「さまや」にて 縄文土器をはじめ 地域の歴史をたどる
展示を行います。
境内にて婦人会でご準備いただく各種ご接待を ご随意にお楽しみください。
*雨天の場合は本堂での法要と式典のみを行い、客殿にてお接待を行います。
*ご自由に参加いただけますので ぜひお子様やご親族などご一緒にお参りください。
*駐車場に限りがありますのでできる限りのご協力をお願いします。