先生として採用されることは、大変な努力です。今日はこの春から採用された先生方の地域の歴史研修会。お寺でしばらくお話をしました。
お写真は、天保5年の飯盛神社祭礼用の七条袈裟です。歴史の中では、神仏合わせてお祀りすることは当たり前ですね。でもそれを明治維新後の人に理解してもらうのは容易ではありません。
京都へ行くと門跡寺院といって皇室ゆかりのお寺さまがあります。仁和寺さまや大覚寺さま、泉涌寺さまなどで、歴代の天皇も大切に葬られているのですね。しかし、時々の都合によって、歴史は公然と変わっていくんです。
教科書には載りにくい歴史のお話、その時代の人になりきって、柔軟に解釈していかないとなりません。