「人の生をうくるは難しく、やがて死すべきものの、今、生命あるは、有り難し。」
お釈迦さま
私が今の世に生まれ育つには、さまざまなつながりがあります。嫌なこと、きついことこそが私の成長に欠かせないものであるのに、好きなものだけ、楽なことだけを追い求めます。一つ一つの尊きいのちがあるからこそ存在する私なのに、自分本位な生き方をしてしまいます。
私という限りあるいのちが、奇跡的な存在であることを自覚をすることを忘れてはなりません。その感謝の言葉が「ありがとう」です。
春は出会いと別れの季節、肝心なときに素直に言うのは難しいですが、こころは、美しい言葉ひとつで、より強く結ばれるものです。