懺悔の文

お経の始まりは懺悔の文を読みます。

 

我昔所造諸悪業

皆由無始貪瞋癡

従身語意之所生

一切我今皆懺悔

 

{意味}

私が昔から作ってきたさまざまな悪い行いは、遠い過去から積み上げられた、むさぼりの心・怒りの心・真理を知らない心により、身体・言葉・心(思い)によって生み出されるものです。私は今、それらすべてを懺悔します。

 

 どんな人でも悪いことは積み重ねてしまいます。善いことだけではなく、悪いことも、自分自信が生み出したと感じ、反省をする心が、尊い人間をつくります。

 

 開山忌は、内省の人と云われる興教大師のお命日をかりて、私たち自身が今年一年を心静かに省みる行事です。